2010/2/22

欧州ビジネスウオッチ

英BAが航空用バイオ燃料を開発、2014年から利用へ

この記事の要約

欧州航空大手の英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は15日、米バイオ燃料メーカーのソレナ・グループと航空用バイオ燃料を共同開発すると発表した。ロンドン郊外に新設する工場で、廃棄物を利用してバイオ燃料を生産する。生産した […]

欧州航空大手の英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は15日、米バイオ燃料メーカーのソレナ・グループと航空用バイオ燃料を共同開発すると発表した。ロンドン郊外に新設する工場で、廃棄物を利用してバイオ燃料を生産する。生産した燃料はBAがすべて買い取り、2014年から自社の航空機で利用する。

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航空用バイオ燃料の工場設置は欧州では初めて。新工場では1年間に50万トンの廃棄物から7,200万リットルの燃料を生産する。BAがヒースロー空港から飛ばす全フライトに必要な燃料の2%に相当するという。通常のジェット燃料であるケロシンに混ぜるか、単体で利用するかは未定としている。

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