1－3月の英成長率は0.2％、予想下回る低水準に

英政府統計局が23日発表した2010年1－3月期の国内総生産（GDP）の実質伸び率（速報値）は前期比0.2％で、2四半期連続でプラス成長となった。ただ、上げ幅は前期の0.4％から縮小し、緩やかな景気回復にとどまった。前年同期比ではマイナス0.3％だった。

市場では前期比0.4％程度の成長を予想していた。しかし、サービス業の伸びが0.2％と、前期の0.5％を大きく下回り、予想を裏切る低成長となった。鉱工業は0.7％増となり、上げ幅は前期の0.4％から拡大した。