2010/7/19

欧州ビジネスウオッチ

デンソー、独の開発拠点を拡充

この記事の要約

デンソーは14日、ドイツのヴェークベルク市にあるアーヘン・エンジニアリング・センター(AEC)を拡充すると発表した。欧州における開発設計能力を強化する狙いで、7月下旬から稼動させる予定だ。投資額は1,930万ユーロで、の […]

デンソーは14日、ドイツのヴェークベルク市にあるアーヘン・エンジニアリング・センター(AEC)を拡充すると発表した。欧州における開発設計能力を強化する狙いで、7月下旬から稼動させる予定だ。投資額は1,930万ユーロで、のべ床面積を従来の3倍強の6,550平方メートルに広げる。

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AECは2005年の開設以来、ディーゼル・コモンレール・システムなどを中心にパワートレイン機器の開発設計と性能評価を行ってきた。今回の拡充では床面積拡大のほか、各種試験の対応能力も大幅に増強。新たにエンジンECUやアイドルストップ用スターターなどの電子・電気機器の開発設計や性能評価にも着手し、欧州における顧客対応力を強化していく。

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