2010/12/6

欧州ビジネスウオッチ

三菱電機が独半導体メーカー買収、パワーデバイス事業強化へ

この記事の要約

三菱電機は11月30日、米投資会社から独半導体メーカー、ビンコテック・ホールディングスの全株式を取得することで成約したと発表した。パワーデバイス事業を強化する狙い。買収価格は公表していない。\ ビンコテックは一般産業機器 […]

三菱電機は11月30日、米投資会社から独半導体メーカー、ビンコテック・ホールディングスの全株式を取得することで成約したと発表した。パワーデバイス事業を強化する狙い。買収価格は公表していない。

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ビンコテックは一般産業機器用インバーターや太陽光発電システム用パワーコンディショナーに使用する小容量のパワーデバイスの開発、製造(アセンブリー・テスト工程)、販売を欧州中心に展開している。小容量パワーデバイス技術の分野に強く、中・大容量のパワーデバイス技術に強い三菱電機とは相乗効果が大きい。

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ビンコテックは1965年の設立で、従業員数は530人。2010年12月期の売上高は5,730万ユーロを見込む。独ウンターハヒング、ハンガリーのビチケ、コペンハーゲン、ソウル、深圳に拠点を持つ。

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