自動車大手の独ダイムラーは2日、ディーゼルエンジン部品工場をドイツ東部のアルンシュタットに建設すると発表した。投資規模は約9,000万ユーロで、年内にも着工、来年の完成を目指す。
\同工場で生産するのはシリンダー内の摩擦を軽減する部品で、同社が開発したナノスライドという特殊コーティング技術で製造される。同技術を採用するとエンジンは従来品に比べ4キログラム以上軽量化され、燃料消費量も3%減少するという。ナノスライスが量産に採用されるのは今回が初めて。
\工場の敷地面積は11.4ヘクタールで、当初は1万2,500万平方メートルを利用する。新工場の従業員数は80人を見込む。
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