欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタ、キプロスを除く25カ国)の11月の新車販売(登録)台数は103万414台となり、前年同月から3.5%減少した。ドイツを除く主要市場が不調で、前月に続いて低迷。下げ幅は6月以来の高水準となった。(表参照)
\主要市場での販売はドイツが2.6%増加したが、フランスが7.7%、イタリアが9.2%、英国が4.2%、スペインが6.4%の幅で落ち込んだ。
\欧米の主要メーカーでは、仏PSAプジョーシトロエン、米ゼネラルモーターズ(GM)、伊フィアットが10%を超える下げを記録。最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5.5%増と堅調だった。
\日本車はトヨタが4.1%増となり、マイナスだった前月から復調。日産も小幅ながら伸びた。しかし、その他は低迷し、特にマツダは34.9%減と不振が目立った。
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