2012/6/18

産業・貿易

ユーロ圏、労働コストの上昇続く

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットは14日、2012年1-3月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期から2%上昇したと発表した。景気悪化の中、上昇率は前期の2.8%を下回ったものの、引き […]

EU統計局ユーロスタットは14日、2012年1-3月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期から2%上昇したと発表した。景気悪化の中、上昇率は前期の2.8%を下回ったものの、引き続き伸びを示した。(表参照)

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労働コストの大部分を占める賃金・給与と、非賃金コストの上昇率はともに2%。産業別の上昇率は鉱工業が2.5%、建設業が1.9%、サービス業が1.8%だった。

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EU27カ国ベースの上昇率は1.7%。最高はエストニアの7.2%、最低はスロベニアのマイナス1.2%だった。

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