STマイクロ、合弁解消コストは5億ドル

欧州半導体最大手のSTマイクロエレクトロニクスは1日、スウェーデン通信機器大手エリクソンとの合弁解消に必要なコストが最大5億ドルの上るとの見通しを示した。

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STマイクロエレクトロニクスは2009年、エリクソンと携帯電話用の半導体を製造する合弁会社「STエリクソン」を折半出資で設立した。しかし、急速に普及が進むスマートフォン向けの半導体で出遅れ、赤字が膨らんでいることから、昨年12月に解消を発表していた。

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同社は声明で、合弁解消の詳細は明らかにしなかったが、解消までの運転資金、リストラ費用などに3億~5億ドルが必要としている。

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