欧州委員会は5日、マネーロンダリング(資金洗浄)対策を強化する方針を採択した。ギャンブル業界への監視や、物品・サービスの現金での支払いに関する制限を厳しくする。
\EUでは現在、ギャンブル業界ではカジノだけがマネーロンダリングの監視対象となっているが、オンラインのカジノ、スポーツ賭博などインターネットを利用したギャンブルも対象とする。
\物品・サービスを提供する事業者が1回の取引で受け取ることができる現金は現在1万5,000ユーロとなっているが、これを半額の7,500ユーロに引き下げる。
\新ルールはEU加盟国、欧州議会の承認が必要となる。
\