欧州環境庁(EEA)が21日発表した遊泳場の水質調査によると、EU(7月に加盟するクロアチアを含む28カ国)内の約2万2,000カ所に上る海水浴場などのうちEUの定めた水質基準を満たしているのは全体の94%となり、前年の92%を上回った。
\EEAは毎年、夏の遊泳シーズンを前に水質調査を発表している。昨年のデータに基づく今回の調査では、海水浴場で95%、川・湖の遊泳場で91%が基準を満たした。
\水質が最高水準と評価されたのは全体の78%。国別ではキプロスが100%となったほか、マルタが97%、クロアチアが95%、ギリシャが93%、ドイツが88%、ポルトガルが87%、イタリアが85%、イタリア・フィンランドが83%と高かった。
\一方、ワースト3となったのはベルギー、オランダ、英国。不適合率はベルギーが12%、オランダが7%、英国が6%だった。
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