2013/8/26

産業・貿易

欧州のオンライン小売市場、5年で倍増=市場調査会社

この記事の要約

市場調査会社のミンテルはこのほど、欧州のオンライン小売市場の販売額が向こう5年で倍増するとの見通しを示した。とくに米ネット通販大手アマゾンが大きく成長すると予想している。\ ミンテルによると、ドイツ、英国など欧州の主要1 […]

市場調査会社のミンテルはこのほど、欧州のオンライン小売市場の販売額が向こう5年で倍増するとの見通しを示した。とくに米ネット通販大手アマゾンが大きく成長すると予想している。

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ミンテルによると、ドイツ、英国など欧州の主要19カ国のオンライン小売市場の販売額は2012年に1,660億ユーロだった。これが13年には1,880億ユーロに伸び、18年には3,230億ユーロまで拡大すると見込んでいる。

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国別ではドイツ、英国、フランスが引き続き最大の市場となるものの、オランダ、スペイン、ポーランドで急成長すると予想している。

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アマゾンの欧州でのシェアは拡大傾向にあり、12年は9.8%と、11年の9.2%から上昇。これに対してライバルの独オットーのシェアは11年の3.9%から3.3%に低下した。ミンテルは、アマゾンのシェアは向こう3~4年で倍増し、2021年には販売額で欧州最大のディスカウント・スーパーマーケット・チェーン店である独リドルを上回ると見込んでいる。

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