2013/12/16

欧州ビジネスウオッチ

EADS、従業員5,800人削減へ

この記事の要約

欧州航空防衛大手のEADSは9日、大規模な人員削減計画を発表した。競争力の強化が狙いで、業績不振の防衛、宇宙事業を主な対象、向こう3年間で計5,800人を整理する。\ EADSの防衛、宇宙部門は組織再編に伴い、来年に新設 […]

欧州航空防衛大手のEADSは9日、大規模な人員削減計画を発表した。競争力の強化が狙いで、業績不振の防衛、宇宙事業を主な対象、向こう3年間で計5,800人を整理する。

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EADSの防衛、宇宙部門は組織再編に伴い、来年に新設する「エアバス・ディフェエンス・アンド・スペース」に統合される事業。各国の軍需予算削減を受けて需要の減少が続くと予想されることから、組織のスリム化と人員整理を通して競争力を高める意向だ。

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人員削減の対象となる社員のうち1,300人は契約・派遣社員で、残り4,500人の正社員については、その一部を業績が好調な民間機、ヘリコプター部門に配置換えする可能性もある。

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今回の措置に伴い、パリにあるEADSの仏統括拠点と独南部のウンターシュライスハイムにある軍需部門の統括拠点は閉鎖となる。

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