2014/1/6

欧州ビジネスウオッチ

ダイムラー、アストン・マーチンとの提携で正式合意

この記事の要約

独自動車大手ダイムラーは12月19日、英高級車メーカーのアストン・マーチンと技術提携で正式合意したと発表した。ダイムラーが傘下のメルセデスAMGを通じて、アストン・マーチンの次世代モデル向けのV型8気筒エンジンを開発、提 […]

独自動車大手ダイムラーは12月19日、英高級車メーカーのアストン・マーチンと技術提携で正式合意したと発表した。ダイムラーが傘下のメルセデスAMGを通じて、アストン・マーチンの次世代モデル向けのV型8気筒エンジンを開発、提供する見返りに、アストン・マーチンの株式最大5%を取得する。

新技術開発などに必要となる資金基盤が脆弱なアストン・マーチンは、ダイムラーの支援によって新型車開発を進めることを決め、2013年7月に提携で基本合意していた。ダイムラーによると、新型エンジンのほか、電子部品も供給する方向で検討している。その見返りとして、アストン・マーチンの議決権のない株式最大5%を無償で段階的に取得する。さらに、アストン・マーチン取締役会のオブザーバーの地位も確保する。