2014/2/3

欧州ビジネスウオッチ

欧州新車販売、今年は7年ぶり増加=ACEA

この記事の要約

欧州自動車工業会(ACEA)のフィリップ・バラン会長は1月28日の記者会見で、今年の欧州新車販売台数が前年比2%増となり、7年ぶりにプラスに転じるとの見通しを示した。 昨年の欧州(マルタ、クロアチアを除くEU諸国とアイス […]

欧州自動車工業会(ACEA)のフィリップ・バラン会長は1月28日の記者会見で、今年の欧州新車販売台数が前年比2%増となり、7年ぶりにプラスに転じるとの見通しを示した。

昨年の欧州(マルタ、クロアチアを除くEU諸国とアイスランド、ノルウヴェー、スイス)の新車販売台数は約1,230万台で、前年から1.8%減少した。しかし、欧州の景気回復に伴って下期の販売は改善し、9月以降は4カ月連続で増加した。

仏PSAプジョーシトロエンの最高経営責任者(CEO)であるバラン会長は、新車市場では需要が回復しており、今年はドイツ、フランス、英国などで販売が増えるとの予想を提示。昨年は約1,180万台だったEUの販売台数は1,200台をわずかに上回る水準まで伸びるとの見通しを示した。