2014/3/24

欧州ビジネスウオッチ

味の素、ロシアで業務用冷凍餃子を発売

この記事の要約

味の素は17日、今月末からロシアの日本食レストランなどを対象に、冷凍餃子の販売を開始すると発表した。同国における食品事業を拡大し、2016年までに売上高6億円を達成する目標だ。 日本食メニューのある飲食店が集中するモスク […]

味の素は17日、今月末からロシアの日本食レストランなどを対象に、冷凍餃子の販売を開始すると発表した。同国における食品事業を拡大し、2016年までに売上高6億円を達成する目標だ。

日本食メニューのある飲食店が集中するモスクワとサンクトペテルブルグに対象を絞る。味の素によれば、ロシアは外食市場の成長が見込めるのに加え、日本食の人気が高い。また、餃子に似た伝統料理「ペリメニ」がよく食べられており、自社の冷凍餃子が広く受け入れられると見込んでいる。

味の素は2004年にロシアに販売会社を設立し、食品・アミノ酸関連製品を販売してきた。今回の冷凍餃子を足掛かりに、日本食に合う冷凍食品、調味料、加工食品など製品の拡充を図っていく。