2023年1月16日

EUと英の北ア通商ルール巡る協議、データ共有で合意

EUと英政府は9日、英領北アイルランドの通商ルールを巡る協議を行い、英本土から北アイルランドに流入する物品の通関データを共有することで合意した。これを機に停滞している他の主要問題に関する協議も前進させたい考えだ。 離脱協 […]

水素関連特許、EUと日本が主導

水素分野の特許出願をEUと日本が主導していることが、欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA)が10日に公表した共同報告書で明らかになった。炭素中立の実現には再生可能エネルギー電力だけでなく、環境に優しい方法で製

独の22年GDPは1.9%増、コロナ禍前の水準を凌駕

ドイツ連邦統計局が13日発表した2022年の国内総生産(GDP)は、物価調整後の実質ベースで前年比1.9%増だった。上げ幅は前年の2.6%を下回ったものの、ルト・ブラント局長はロシアのウクライナ侵攻、エネルギー価格の高騰

ユーロ圏鉱工業生産、11月は2カ月ぶりプラス

EU統計局ユーロスタットが13日に発表したユーロ圏の2022年11月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.0%の上昇となった。プラスとなるのは2カ月ぶり。サプライチェーンの混乱が解消されつつあることなどで

ユーロ圏貿易収支、11月も赤字に

EU統計局ユーロスタットが13日に発表した2022年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は117億ユーロの赤字だった。赤字となるのは13カ月連続。赤字幅は前月の265億ユーロから縮小した。(

ユーロ圏失業率、11月も過去最低水準

EU統計局ユーロスタットが9日に発表したユーロ圏の2022年11月の失業率は前月と同水準の6.5%で、統計を開始した1998年4月以降の最低記録を維持した。(表参照) EU27カ国ベースの失業率も前月から横ばいの6.0%

ユーロ圏小売業売上高、2カ月連続マイナス

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年11月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.8%減だった。マイナスとなるのは2カ月連続。物価高が個人消費を圧迫している。(表参照) 下げ幅は前月

ユーロ圏住宅価格、7~9月期も上昇鈍化

EU統計局ユーロスタットが10日に発表したユーロ圏の2022年7~9月期の住宅価格は、前年同期比で6.8%の上昇となり、上げ幅は過去最高だった1~3月期の9.8%、前期の9.2%を下回った。上昇率の鈍化は2期連続。(表参

仏政府が年金改革案発表、受給開始64歳に引き上げ

フランス政府は10日、受給開始年齢の引き上げを柱とする年金制度改革案を発表した。物価高騰対策で財政赤字が拡大する中、持続可能な年金制度の確立に向け、実質的な定年退職年齢にあたる受給開始年齢を段階的に引き上げる。野党や労働

スウェーデンが原発増設、法案提出へ

スウェーデンのクリステション首相は11日、国内で原子力発電所を増設する法案を準備していることを明らかにした。電力を安定的に供給する体制の強化が目的で、原発の数を規制する現行法を改正し、どこにでも新設できるようにする。20

ベルギー政府と仏エンジー、原子炉稼働10年延長で合意

ベルギー政府は9日、仏電力大手エンジーが運営する原子炉2基の稼働を10年延長することで同社と合意したと発表した。同国は2025年までに国内の原子力発電所を全て閉鎖する計画だったが、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う電力不足

仏LVMH、ディオールのトップにアルノー会長の娘が就任

高級ブランド大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトンは11日、傘下のクリスチャン・ディオールとルイ・ヴィトンの経営陣交代を発表した。クリスチャン・ディオールの新最高経営責任者(CEO)にベルナール・アルノー会長兼CE

英初の衛星打ち上げが失敗、軌道に達せず

英ヴァージン・グループ傘下の宇宙開発企業ヴァージン・オービットは9日、国内初の人工衛星を打ち上げたが、軌道に乗らず失敗に終わった。西欧で初の商用衛星打ち上げとして注目されていただけに、同社と英国にとっては痛手となる。 ヴ

半導体大手TSMC、欧州工場はドレスデンに建設か

半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は12日の決算発表で、欧州工場の建設を検討していることを明らかにした。実現すれば同社初の欧州生産拠点となる。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙によると、

ビオンテックが英AI企業を買収、医薬品開発を迅速化

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは10日、出資先の英人工知能(AI)企業インスタディープを完全買収することで合意したと発表した。AIを活用して次世代免疫治療薬の研究・開発などを加速する狙い。上半期中の取引完了を見込む。

シュコダ自の22年販売16.7%減、重点市場のインドは増加

チェコのシュコダ自動車が11日発表した2022年の販売台数は73万1,300台となり、前年の87万8,200台を16.7%下回った。インドを除くすべての市場で減少した。半導体の供給制限で完成車が不足したことに加え、国別で

スズキ、ハンガリー市場で7年連続首位

スズキのハンガリー子会社であるマジャールスズキの2022年の乗用車販売は1万3,859台(市場シェア:12.43%)となり、16年から7年連続で国内首位を堅持した。モデル別では、エステルゴム工場で生産しているSUV「ビタ

ルーマニア中銀が追加利上げ、引き締めサイクルは終了か

ルーマニア中央銀行は10日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、7%とすることを決めた。利上げは6会合連続。インフレ率の低下が見込まれることから、過去5回(0.5~1ポイント)よりも小幅の利上げに留めた。市場は今回で利上

独EnBWのトルコ合弁、EVの急速充電網を整備

独エネルギー大手EnBWとトルコのボルサン・ホールディングの合弁会社ボルサンEnBWエネルジはトルコに電気自動車(EV)の急速充電網を整備する。2030年までに50億トルコリラ(2億5,000万ユーロ)を投じる計画で、す

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