人工芝めぐりカルテルか、欧州委が関係企業に立ち入り調査

欧州委員会は7日、EU域内で人工芝を手がける企業がカルテルなどを禁じるEU競争法に違反している疑いで、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。最終的に違反が確認された企業は、全世界の売上高の最大10%に相当する制裁金支払いを命じられる可能性がある。

立ち入り調査はスポーツで利用される人工芝をめぐるもの。域内の複数の国で実施された。欧州委は対象企業を明らかにしていないが、ロイター通信によるとオランダのテンケート・グラスが調査を受けたことを確認した。

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