欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2016/4/4

西欧

BASF、耐熱水・耐薬品床材をマレーシアで生産

この記事の要約

化学大手の独BASFは3月30日、耐熱水・耐薬品床材「ユークリート」の生産拠点をマレーシア西部のクランに開設したと発表した。アジア・太平洋地域の需要拡大に対応する狙いがある。ユークリートは水系硬質ウレタンを主成分とした高 […]

化学大手の独BASFは3月30日、耐熱水・耐薬品床材「ユークリート」の生産拠点をマレーシア西部のクランに開設したと発表した。アジア・太平洋地域の需要拡大に対応する狙いがある。

ユークリートは水系硬質ウレタンを主成分とした高機能床材で強靱性、耐薬品性、耐熱性をあわせ持つことから、腐食性の強い薬液がこぼれ落ちる床や頻繁な重量車輌の走行に耐えることができる。細菌の繁殖抑制効果もあることから、食品・飲料・化学・医薬品産業や整備工場など幅広い分野で利用されている。