チェコのシュコダ自動車が7月29日発表した2016年1~6月期決算の営業利益は6億8,500万ユーロとなり、前年同期から31.2%増加した。中型車「スペルブ」の新モデル投入、人気モデル「ファビア」、「オクタビア」の販売台数増加、コスト削減が奏功した。売上高は10.8%増の71億1,400万ユーロ。売上高営業利益率は8.1%から9.6%に上昇した。
同期の生産台数は10.4%増の41万台。販売台数は4.6%増の56万9,400台で、中国を除くと4.3%増の42万3,600台だった。
シュコダは今年秋に同社初のSUV「コディアック」を発売する。マイアー最高経営責任者(CEO)は「SUVモデルの拡充は来年以降の成長戦略の柱となる」と述べた。