ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが25日発表した2016年1~6月半期決算の純利益は2,631億ルーブル(約36億ユーロ)となり、前年同期から208.8%増加した。純金利収入の増加と貸倒引当金の減少、経費削減が大幅増益につながった。
純金利収入は55.5%増の6,648億ルーブル。不動産担保融資が堅調だった。純手数料収入は銀行カード事業が好調で、15.3%増の1,631億ルーブルとなった。
貸倒引当金は1,804億ルーブルで、前年同期の2,324億ルーブルから22.4%減少した。営業経費率は44.8%から37.7%に低下した。