廃棄物処理の英シャンクス、蘭同業を買収

英廃棄物処理会社のシャンクス・グループは9月29日、オランダ同業ヴァン・ハンセヴィンケル・グループ(VGC)を買収することで合意したと発表した。買収額は4億8,200万ユーロ。シャンクスはオランダの廃棄物処理市場で最大手となる。

買収で誕生する新会社は英国、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、フランス、ハンガリー、ポルトガル、カナダに事業基盤を持つ。売上高は17億ユーロ。オランダのほか、同国を含むベネルクス3カ国(オランダ、ベルギー、ルクセンブル)の廃棄物処理市場でも仏スエズを抜き、最大手に浮上する。

買収は現金と株式交換を組み合わせた形で実施され、VGC株主は現金2億8,600万ユーロと新会社の株式24%を受け取る。

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