富士通が英で1800人削減へ、EU離脱とは関係なし

富士通は11日、英国で最大1,800人の削減を検討していることを明らかにした。IT(情報技術)部門の競争力強化に向けた再編計画の一環で、英国のEU離脱とは無関係と説明している。

人員削減は英国の従業員の18%に相当する規模。欧州、中東、インド、アフリカ事業を再編する計画の一部となるもので、ベルファストやブラックネル、クルー、マンチェスター、スティーブニッジ、ウェイクフィールド、ウォリントンなどの拠点の従業員が対象となる。

英国に拠点を置く日本企業の間では、同国のEU離脱に伴い、事業が悪影響を受けるとの懸念がくすぶっているが、富士通は今回のリストラについて「英国のEU離脱が決定したことと関係はない」とした上で、当社は英国にコミットしており、英経済が成長を続けると確信している」とコメントしている。

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