欧州航空大手の独ルフトハンザは15日、45%を出資するベルギーのブリュッセル航空の株式55%を取得し、完全子会社化すると発表した。来年1月に手続きを完了し、2018年からブリュッセル航空を傘下の格安航空会社ユーロウイングスに統合する。
ブリュッセル航空は短・中距離機42機、長距離機9機を運用している。ルフトハンザは16日、同業エア・ベルリンから38機をリースし、うち33機をユーロウイングスに投入することを明らかにした。これによってユーロウイングスが運用する旅客機は現在の約90機から2倍に増え、LCC大手のライアンエア、イージージェットに対抗する態勢を強化する。