自動車部品・産業機器大手の独ボッシュは26日、ハンガリー東部のハトヴァンに中東欧地域の物流拠点を開設すると発表した。稼働開始は2018年の予定。敷地面積は6万2,000平方メートルで、250人を新規雇用する。投資額は明らかにしていない。
新物流拠点はつながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」のシステムを広範囲で導入した最先端の施設となる。ボッシュ・ハンガリーのコリオート代表は「新拠点では効率の良さと透明性の高さを実現する」と述べた。
ボッシュはハンガリーで自動車技術、産業技術、消費財、エネルギー・建築関連技術の4事業すべてを展開しており、9つの拠点で1万2,200人を雇用する。同社のハトヴァン工場は自動車部品部門の最大の生産拠点となっている。