ユーロ圏景況感、2月は小幅改善

欧州委員会が2月27日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は108となり、前月の107.9から0.1ポイント上昇した。景況感の改善は6カ月連続。消費者、小売業で悪化したが、その他が上昇し、小幅ながら改善した。

ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り調査に基づいてまとめられる。分野別では製造業が0.5ポイント、サービス業が1ポイント、建設業が2.6ポイントの幅で上昇した。消費者は1.4ポイント、小売業は0.4ポイント低下した。

EU28カ国ベースのESIは前月を0.3ポイント上回る108.9。主要国ではドイツが0.8ポイント悪化したが、フランスが1.16ポイント、英国が2.3ポイント、イタリアが0.2ポイント、スペインが1.3ポイント上昇した。

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