独物流・運搬機械大手のキオンは9日、チェコ西部のストジーブロにある生産拠点を拡張すると発表した。約700万ユーロを投じて新工場を設置し、物流設備オートメーション機器子会社デマティックの自動倉庫システム「マルチシャトル」やモジュラー式のベルトコンベヤーを生産。欧州市場で販売する。
新工場の施設面積は2万3,000平方キロメートルで、今年10-12月期の完工と、来年6月までのフル稼働開始を予定している。200人を新規雇用する。
キオンはストジーブロの拠点を昨年2月に開所した。チェコではほかにチェスキー・クルムロフとブルノに拠点を持つ。