シーメンスのガメサ買収、欧州委が承認

欧州委員会は13日、独電機大手のシーメンスがスペインの風力発電設備大手ガメサを買収する計画を承認したと発表した。シーメンスは風力発電機で世界最大手に浮上するが、同分野では強力なライバル企業が存在することから、競争上の問題はないと判断。無条件で認可した。

シーメンスとガメサは2016年6月、経営を統合し、風力発電設備の新会社を設立することで合意した。新会社の出資比率はシーメンスが59%、ガメサが41%で、事実上はシーメンスがガメサを買収する形となる。

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