RBS銀、英・アイルランドで180支店閉鎖

英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は23日、英国とアイルランドの支店の1割強に相当する180支店を閉鎖すると発表した。ネットバンキングの利用拡大で窓口業務が減っていることを受けたもの。これに伴い、約700人を削減する。

英国ではRBSの30支店、傘下のナットウエスト銀行の128支店を閉鎖する。アイルランドでは傘下のアルスター銀行の22支店が閉鎖対象となる。これによって両国で展開する支店は約1,150店に縮小する。

RBSによると、2010年と比べてネットバンキングの利用者は4倍に急増している。これに伴って支店に足を運ぶ顧客が約半数に減ったことから、支店網の縮小を決めた。

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