独車部品大手ヘラーはこのほど、リトアニアのカウナス自由経済地域(FEZ)に新工場を建設すると発表した。第1期工事への投資額は3,000万ユーロ。新工場の広さは7,000平方メートルで、2018年夏から主にセンサー、アクチュエータ及び制御部品を生産する。250人を雇用する予定だ。
ヘラーはカウナスFEZの拡張工事後最初に進出した企業のひとつで、99年間のリース契約を締結している。同FEZはカウナス国際空港に近接しているほか、バルト3国を標準軌の鉄道で結ぶ欧州連合(EU)のプロジェクト「レール・バルティカ」の路線乗り入れが予定されている。