三菱自動車は22日、ジョージア政府に電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」51台と、プラグインハイブリッドEVシステムを搭載した「アウトランダーPHEV」45台を供給すると発表した。三菱商事を通して、2018年1月頃に納車する予定。
今回の取引は日本とジョージア間での政府開発援助(ODA)供与合意に基づくもの。車両は経済持続発展省へ納入され、公用車として使用される。
三菱自動車は、主に同社車両の輸入販売を手掛ける現地会社コーカサス・モータース社と契約を結び、サービス体制を整える計画だ。
同社は京都議定書に基づいた国際排出量取引制度「グリーン投資スキーム」を活用し、2011年10月にエストニア政府に「i-MiEV」507台を、また今年5月にウクライナ警察に「アウトランダーPHEV」635台を納車した経験がある。