堀場製作所は9日、仏子会社ホリバABXが独シーメンスの米医療機器子会社シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスと血液検査装置分野で提携する契約を締結したと発表した。両社の革新的な技術を融合し体外診断(IVD)に関する医療現場の様々なニーズに対応していく。
ホリバABXは血液の分析・計測技術を保有し、欧州を拠点にグローバルに事業展開してきた。一方、シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスは検査装置のほか、画像診断装置、治療システムなど総合的なヘルスケアを提案し、世界中に販売ネットワークを保有している。両社は長期的なパートナーとなることでIVD事業を一段と拡大していく。