自動車部品の加リテンズ、ルーマニアに工場開設

自動車のパワートレイン部品を手掛けるカナダのリテンズは10月24日、欧州第2工場をルーマニア西部のティミシュに開設した。新工場の床面積は7,500平方メートル。最初の2年間はアフターマーケット製品のみを生産し、その後純正部品の生産を開始する。当初は30人を雇用し、2019年末までに250人に増員する予定だ。

リテンズのロビンソン最高経営責任者(CEO)は、「新工場の立地は欧州市場における生産能力と顧客サービスの向上につながる。東欧のサプライヤーとの協力関係も構築していく」と述べた。

リテンズは1979年創業で、パワートレインのエンジニアリングや部品供給に特化している。カナダ、ドイツ、ブラジル、中国、日本、インド、イギリス、フランス、イタリア、韓国で事業を展開し、2,000人超の従業員を抱える。

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