SumitomoChem.住友化学がポーランド子会社解散、DPF事業撤退を受け

住友化学は17日、ディーゼルエンジン車用すす除去フィルター(DPF)事業からの撤退に伴い、ポーランド子会社の住化セラミックスポーランドを解散すると発表した。ディーゼル車への逆風や電気自動車(EV)などへの需要シフトを受け、安定した収益の確保が困難と判断した。

住友化学は2011年、ポーランド子会社を100%出資で南部のヴロツワフに設立。チタン酸アルミニウム製DPFの製造・販売を行ってきた。

ポーランドでは日本ガイシもDPFやガソリン車用パティキュレート・フィルター(GPF)の生産拠点を構える。

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