ズベルバンク、7-9月期は63%増益

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが15日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比63.6%増の2,241億ルーブル(31億4,800万ユーロ)となり、過去最高を記録した。景気の回復を背景に融資事業が伸び、純金利収入が増加したほか、貸倒引当金の減少、経費削減が収益を押し上げた。

純金利収入は9.4%増の3,750億ルーブル。純手数料収入は銀行カード事業が好調で、13.9%増の1,009億ルーブルとなった。

貸倒引当金は582億ルーブルで、前年同期の1,017億ルーブルから42.8%減少した。営業経費率は37.3%から32%に低下した。

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