ユーロ圏景況感、12月も改善

欧州委員会が8日発表したユーロ圏の2017年12月の景況感指数(ESI、標準値100)は116となり、前月から1.4ポイント上昇した。景況感の改善は7カ月連続で、2000年10月以来の高水準に達した。

分野別では製造業が1ポイント、サービス業が2ポイント、小売業が1.9ポイント、消費者が0.5ポイント、建設業が1.2ポイントの幅で改善した。

EU28カ国ベースのESIは前月を1.6ポイント上回る115.9で、2000年8月以来の高水準。主要国ではフランスが2.3ポイント、ドイツが1.6ポイント、英国が3.6ポイント上昇した。イタリアは横ばい。スペインは0.8ポイント悪化した。

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