国際通貨基金(IMF)は22日発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2018年の予想成長率を2.2%とし、前回(10月)の1.9%から0.3ポイント上方修正した。ドイツ、イタリアなど主要国が好調な内需、外需に支えられ、景気が拡大すると予想。19年の予想成長率も0.3ポイント引き上げ、2%とした。(表参照)
ユーロ圏主要国の18年の予想成長率はドイツが2.3%、フランスが1.9%、イタリアが1.4%、スペインが2.4%。前回と比べてドイツは0.5ポイント、フランスは0.1ポイント、イタリアは0.3ポイントの上方修正となった。スペインはカタルーニャの独立問題が景況感、内需に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、0.1ポイント引き下げられた。