ベラルーシのベルジー、EV生産を計画

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジーが、昨秋開設したミンスク州ボリショフの新工場での電気自動車(EV)の生産を検討している。ベラルーシ国家科学技術委員会のアレクサンダー・シュミリン委員長が明らかにした。

ベラルーシでは昨年、政府が2016年から20年にかけて計画する技術革新事業の担い手として、ベルジーなど20企業を指名した。シュミリン委員長は「ベルジーのEV生産はその最重要事業の一つ。ベラルーシ国立科学アカデミーおよび中国企業と共同で取り組んでいる」と述べた。

ボリショフ工場の年産能力は6万台で、最大12万台に拡大できる。現在、吉利汽車の3モデルを生産している。

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