ラトビア政府、サムスン電子のR&Dセンター設置を支援

韓国のサムスン電子が、ラトビアに情報通信技術の研究開発(R&D)センターを設立する。ラトビアのベーヨニス大統領が14日、ソウルで開かれた両国の経済フォーラムに出席し、同センター設立を支援することでサムスンと基本合意した。ラトビア政府のほか同国の情報通信業界や研究者らが協力する。

サムスンは1999年、リガにサムスン・バルチックスを設立。これを拠点にバルト諸国で電子機器、家電、電子部品など多様な事業を展開している。2013年には企業の社会的責任(CSR)推進戦略の一環で「サムスン未来学校」を設立し、現地の学生や教師にデジタルスキルなどを教えている。

サムスン・バルチックスの2016年の売上高は前年比3.6%減の2億8,100万ユーロ、純利益は9%減の531万ユーロだった。

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