独コンチネンタルがハンガリーに新拠点、電子部品を生産

独自動車部品大手コンチネンタルは22日、ハンガリー東部のデブレツェンに電子部品の新工場を設置すると発表した。欧州市場での需要増加に対応するのが目的。投資額は1億ユーロで、約3,400万ユーロ(106億フォリント)を政府の助成で賄う。今年7~9月期の着工、2019年7~9月期の稼働開始を見込む。新規雇用は450人。

新工場は施設面積が7,000平方メートルで、センサー、アクチュエーター、トランスミッション制御装置などを生産する。コンチネンタルのパワートレイン部門を統括するアビラ取締役はデブレツェンを選んだ理由として、インフラ環境の良さと人材の質の高さをあげた。

コンチネンタルはハンガリーですでに7カ所の拠点を運営し、8,000人の従業員を抱える。1月には、ブダペストの拠点に55フォリント(1,760万ユーロ)を投じて深層学習(ディープラーニング)の開発センターを開設する計画を明らかにした。

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