EU統計局ユーロスタットは7日、2017年10~12月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。これによると、ユーロ圏では設備投資が前期比0.9%増となり、前期の0.2%減から回復。輸出は1.9%増で、伸び率は前期を0.3ポイント上回った。個人消費の伸びは前期を0.1ポイント下回る0.2%だったが、堅調を維持した。(表参照)
ユーロ圏の成長率は前期比0.6%、前年同期比2.7%で、速報値と変わらず。EUも速報値と同じ前期比0.6%、前年同期比2.6%だった。一方、通期の成長率は速報値でユーロ圏、EUとも2.5%となっていたが、それぞれ2.3%、2.4%に下方修正された。