ボッシュ、自動運転の開発拠点をポルトガルに開設

独自動車部品大手のボッシュは5月30日、ポルトガル北西部のブラガに技術センターを開設した。同拠点では自動運転用のセンサーとソフトウエアを開発する。技術者の数は年末までに200人強となる見通しで、うち100人を新規採用が占める。

ボッシュはポルトガルに計4拠点を持ち、現地雇用規模は4,500人強に上る。ブラガは最大の拠点で、3,000人強がコネクテッドカーや自動運転の分野で開発・生産に携わる。新センターでは自動運転用のセンサーの分野で地元ミーニョ大学と共同プロジェクトを行う。

同国西部のアベイロの拠点では温水器、ヒートポンプ、家庭用暖房機器の製造・開発、同オバールの拠点ではビル用の監視・火災通報システムの製造開発を行う。首都リスボンには同国事業の統括拠点がある。

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