ウニクレディトが中東欧保険事業参入、アリアンツなどと提携

伊最大手銀行のウニクレディトは5日、保険大手の独アリアンツ、伊ゼネラリと中東欧事業で戦略的提携を結んだと発表した。同地域の個人と小規模事業者に対し、銀行窓口を通じて保険商品を販売することを目的としたもので、アリアンツとは生命保険及び損害保険、ゼネラリとは生産物品質保険(CPI)を中心に協力していく。提携は今年後半から徐々に実施される予定だ。

今回の提携の対象となる地域は、チェコ、ハンガリー、スロバキア、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナの9カ国。これに先立ちウニクレディトは社内に中東欧における保険事業を担当する部署を設立している。

中東欧ではアリアンツが10カ国、ゼネラリが11カ国で事業を行っている。

上部へスクロール