仏の4~6月期成長率は0.2%、個人消費低迷で横ばい

フランス国立統計経済研究所(INSEE)は27日、同国の2018年4~6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.2%増だったと発表した。伸び率は前期から横ばい。個人消費が落ち込み、予想の0.3%を下回った。

分野別では、民間部門の設備投資が1.1%増となり、伸び率は前期の0.1%から大きく拡大した。前期に0.4%減と不振だった輸出が0.6%増と改善した。

しかし、仏経済の柱である個人消費は、国鉄のストライキが頻発したことや、社会保険料の引き上げなどが響いて0.1%減となり、前期の0.2%増からマイナスに転じた。

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