露商用車大手カマズ、インドネシアに販社設立

ロシア商用車大手カマズは15日、インドネシアのジャカルタに100%子会社PTカマズ・トラック・インドネシアを設立したと発表した。カマズの主力モデルを現地販売する。ジャワ、スマトラ、カリマンタン各島にサービスセンターを設置することも計画している。

カマズの貿易部門を統括するラファイル・ガフィーフ氏は「市場規模が大きく成長著しいインドネシアは魅力的だ。我が社は同国事業を継続的に発展させていく」と述べた。

同社はロシアの大型トラック市場で51%のシェアを占める。国営ハイテク企業体のロステックが49.9%を出資するほか、独ダイムラーも15%を出資している。

カマズの今年上半期の輸出台数は前年同期比38.4%減の1,300台と大きく落ち込んだ。

上部へスクロール