リトアニアのEV充電網拡大、年内に57カ所増設

リトアニア政府は年内に電気自動車(EV)充電ステーションを57カ所増設する計画だ。現地通信社が8日、マシウリス交通相の話として報じたもので、EUから150万ユーロの助成を受けるとともに、地方自治体が投資額の15%を負担する。

政府は2014年、EVの新車登録シェアを25年までに最低10%に引き上げるという目標を掲げ、充電インフラ整備に乗り出した。昨年までに高速道路とその近辺に合計13の公共充電ステーションが設置された。今年の増設分のうち14カ所は汎欧州輸送回廊を構成する高速道路の周辺に配置される。

充電ステーションを新・増設するのは首都ビリニュスをはじめ、カウナス、クライペダ、アリートゥス、ビルストナス、ヨナヴァ、ケダイネイ、マリヤーンポレ、マジェイケイ、ネリンガ、パランガ、パネヴェジース、タウラゲ、ウテナ、ヴィサギナスの15都市。

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