シュコダ自の7月販売14.6%増、過去最高を更新

チェコのシュコダ自動車は14日、7月の販売台数が前年同月比14.6%増の9万9,700台となり、7月単月として過去最高を記録したと発表した。堅調な欧州市場に加えてロシア、中国、インドで二桁台の伸びを記録したほか、中核モデルの「オクタビア」やSUV「コディアック」と「カロック」が好調で全体を押し上げた。

販売数を地域別にみると、西欧は17.1%増の4万600台で、主力のドイツは45.2%増の1万6,000台と大幅に伸びた。中欧は6.7%増の1万5,700台。本国チェコは3.4%増の7,200台だった。ロシアを除いた東欧は27%増の4,100台、ロシアは24.7%増の6,600台と好調だった。

最大の市場である中国は13.9%増の2万5,100台だったほか、シュコダが開拓市場に位置付けるインドは12.7%増の1,400台に拡大した。

販売数をモデル別にみると、「オクタビア」が3.6%増の3万700台、小型車「ファビア」は4.5%増の1万4,900台と全体をけん引した。「コディアック」は22.6%増の1万2,300台と好調で、昨年10月末に発売した「カロック」は1万700台、今年6月末から中国市場に投入したSUV「カミク」は2,200台売れた。欧州限定のシティカー「シティゴー」は75.6%増の3,600台と大きく拡大した。

上部へスクロール