ユーロ圏景況感、9カ月連続で悪化

欧州委員会が9月27日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は110.9となり、前月の111.6から0.7ポイント低下した。消費者、製造業で悪化したことが響いた。ESIの低下は9カ月連続。

分野別では消費者が1ポイント低下し、17年5月以来の低水準に後退。製造業が1ポイント低下した。サービス業は0.2ポイント、小売業は0.8ポイント、建設業は1.9ポイントの幅で上昇した。

EU28カ国ベースのESIは前月を0.9ポイント下回る111.3主要国はドイツとイタリアが0.2ポイント、フランスが1.7ポイント、スペインが1.5ポイント、英国が1.6ポイントの幅で低下した。

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