ユーロ圏景況感、12カ月連続で悪化

欧州委員会が8日発表したユーロ圏の2018年12月の景況感指数(ESI、標準値100)は107.3となり、前月の109.5から2.2ポイント低下した。ESIは12カ月連続で悪化し、17年1月以来の低水準に後退した。

分野別では製造業と消費者が2.3ポイント、サービス業が1.4ポイント、建設業が1ポイントの幅で低下した。改善したのは小売業(0.5ポイント上昇)だけだった。

EU28カ国ベースのESIは前月を2ポイント下回る107.6。主要国は英国が0.1ポイント上昇したが、スペインが3ポイント、フランスが2ポイント、ドイツが1.9ポイント、イタリアが1.4ポイントの幅で悪化した。

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