EU統計局ユーロスタットが13日発表したユーロ圏の2019年1月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.4%上昇し、3カ月ぶりのプラスとなった。前月は0.9%の低下だった。(表参照)
分野別では前月にマイナスだったエネルギー、資本財、非耐久消費財がそれぞれ2.4%、0.9%、2%の幅で上昇。中間財は0.2%、耐久消費財は1.1%上昇した。
EU28カ国ベースの鉱工業生産指数は1%上昇。主要国はフランス、イタリア、英国、スペインがプラスだった。ただ、ドイツは0.9%低下と振るわなかった。
前年同月比ではユーロ圏が1.1%、EUが0.4%の低下となったが、下げ幅はそれぞれ前月の4.2%、2.8%から縮小した。