コソボとマケドニアをつなぐ新高速道が開通

コソボの首都プリシュティナからマケドニア北部との国境に至る新高速道路が5月29日開通した。開通式に出席したコソボのハラディナイ首相は、「両国間の物流や人の移動の迅速性と安全性が高まる」と述べ、「両国の経済関係がさらに密接化するとともに持続可能な経済発展につながる」と期待を示した。

コソボで2番目となる新高速道路「ルート6」は全長65キロメートルで、6つの高架橋、6つのインターチェンジ、29の陸橋、17の地下道を備える。米エンジニアリング会社ベクテとトルコの建設会社エンカが工事を受注し、2014年に着工した。総工費は約9億ユーロ。